土壌を強くし、
安全で美味しい作物を育てる
有機栽培をお勧めしています!

みかん有機栽培

これまで魚粕主体の肥料を施肥してきたみかん農家から
「玉の色つきをよくしたい」という要望がありました。

そこで魚粕主体から動物性の有機物の原料を主体にした独自の配合でオリジナル肥料を作成!
動物性有機は「実」の成る作物に与えると『色つきがさらに引き立つ』『甘味を増す』ことから
『色つきをよくしたい』『味を良くしたい』のご要望を達成!!

動物性の有機物は魚粕のリン酸とはまた異なる効き方をしてくれるので、
消費者に好まれるみかんを作るには有用なものです。

みかん有機栽培

コマツナ・チンゲンサイ有機栽培

チンゲンサイの栽培は連作をするので作物の成育が悪くなったり、成育にばらつきがでてきます。
このためハウス、施設栽培の場合には化学肥料は少な目の使用にします。

化学肥料を主体として使用してゆくと、土の中の微生物は増殖せず
肥料も流亡しやすく土も締まってしまい、その結果土壌が痩せてしまいます。

有機栽培のメリットは土壌を傷めないこと

有機物の投入により土壌中の微生物を増やしその微生物が有機物の分解をします。
微生物が多いほど有機物の分解度も上がり、土の団粒化が進み土壌の状態を改善します。

作付け毎に土壌を整えることができることから、
『肥料効果を増す栽培』『毎作安定した栽培』を続けることができます。

トマト・ミニトマト有機栽培

有機物の投入により苗の成育が順調に

「花を咲かせた3段目以降から生長点の葉がおかしい・・・」
「葉の表面には斑点がポツポツとできてなんとなく元気がない・・・」
といった症状はカリ欠乏の病徴です。

「カリ欠乏」という症状を引き起こさないために、カリ原料を多めに配合した肥料を使用します。
カリは硫酸カリを使用しゆっくりと効かせるので作物の成長に合わせて施用してゆきます。

トマト・ミニトマト有機栽培

微生物農薬を使用した例

当社はIPM(総合的病害虫管理)に積極的に取り組んでいます。
生物的防除、微生物農薬散布防除、化学農薬散布防除、物理的防除を組み合せた防除を行うことで
病害虫の発生を経済的被害が生じるレベル以下に抑制させ持続させることを目的とする病害虫管理手法です。

イチゴを例にあげますが生物的防除でハダニの天敵を投入します。
これは「チリカブリダニ」とうダニです。これを投入することによりハダニを捕食させ抑制します。

化学農薬でも天敵に影響の少ない薬剤を使用し天敵、土着天敵を増やしハダニを捕食させます。
使用回数のカウントされない微生物農薬や菌を主体とした薬剤を使用することで
病気の発生を予防させることにより化学農薬の散布回数を減らします。

また物理的防除については畑の雑草を処理し害虫の密度を減らしたり、
粘着板で貼り付けて駆除することで害虫から作物を守るという指導をします。
このような取り組みは露地栽培でも行えます。

チリカブリダニ
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